北海道3日目です。だいぶ、北海道にも慣れたという感じですね。 この夜行列車の「オホーツク」では、朝目覚めると、網走湖が一面に広がっておりました。 なんとなく、感動をしてしまいました。 ここ網走から釧網本線に乗って、釧路へ向かいます。 |
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釧路行きの普通は、キハ54系でした。ごらんのように、簡易リクライニングシートとなっております。 ここは、北浜駅です。オホーツク海に一番近い駅ですね。 有名なのは、駅舎に喫茶店があるのですが、早朝のため営業はしておりませんでした。 |
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知床斜里、川湯温泉、摩周を過ぎて、標茶に着きました。 標茶では、昔は標津線が分岐して、根室標津まで行く路線があったのですが、廃止となりました。駅構内が寂しかったですね。 |
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標茶でたくさん乗り込んできたため、かなり混雑をしてきました。ほとんどが釧路へ遊びにいくというスタイルでした。 途中、釧路湿原が見えてきたと思っていたら、この塘路駅で、数分間停車しました。 ここからでも湿原は見えました。天気が悪く、最悪な景色でしたが、見たことのない風景に感激をあらわにしておりました。 |
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列車は、定刻に釧路に着きました。ここからいよいよ最東端の根室、納沙布へと向かいます。 釧路駅ではご覧のように、ノロッコ号がありました。たくさんの乗客がいました。 根室行きの列車は、ちょうど半分くらいの乗車率でした。 |
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列車は、牡蠣で有名な厚岸駅を過ぎて、厚床駅に着きました。このあたりにくると、本当に地の果てと言う感じが出てきます。 この厚床駅は、標津線の分岐駅でした。こちらも標茶同様、標津線がありました。 今となっては、寂しさが募るところですね。 |
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根室駅に着きました。根室駅の手前では、本当に何もない台地が広がっておりました。これが本当の地の果てと言う感じでしたね。 日本ではない光景が広がっておりました。この駅から東は、もう線路はありません。ここが最東端の線路です。 ここからバスで納沙布岬へ向かいます。 |
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バスで40分かけて、納沙布岬に着きました。 しかし、霧がすごくて、何も見えませんでした。 |
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これは、鐘ですが、鳴らしまくりました。 ロシア領に向かって、響け!ですね。 |
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これで、納沙布岬に来た証拠になりますね。 なぜか、不気味なサイレンが鳴り響いていました。国境が近い証拠だからでしょうか・・・。 |
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写真のように、ツーリングで来るお方もいるようです。しかし、絶対数はこの日は、少なかったです。 うろうろ歩いていると、食堂のおばちゃんに声をかけられました。そのおばちゃんの店に入って、「東京から来たの?」と聞いてきたので、「いいえ、名古屋から来ました。」と答えました。 すると、おばちゃんも愛知県が出身地だったそうで、そのまま店に居座ることにしました。 こんぶやのり、お茶などを無料でいただきました。本当に感謝です。 また、お客さんに愛知県から来た旅行客もいて、おばちゃんと含めて、同郷のことを語り合いました。 筆者が日本海側のJR線を通過して北海道入りしたことを話すと驚いていました。 |
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さすがに、JRで来る人間は、少ないのでしょうね。ましてや、日本海側から来るなんて… あっという間に時間が過ぎてしまい、最東端から去る時間が来ました。 充実した最東端の旅でした。 バスはものすごいスピードで根室に向けて走りました。 |
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バスに乗っているとき、海岸線近くを走っていました。こんぶの水揚げを行っておりました。 一家で行っているところもあり、大変な作業だな、と思いながら、バスの車窓から眺めていました。バスは、根室駅に到着しました。いよいよ最東端に別れを告げます。 |
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花咲線に乗り、釧路へ向かいます。 釧路までの道も2時間かかりますが、短く感じます。 釧路からは、283系「スーパーおおぞら」に乗って、新得へ行きました。 新得からは、根室本線に乗って、滝川へ向かいます。 滝川行きの最終列車でしたので、新得始発時は、2人しかいませんでした。 富良野で数人が乗り込んできましたが、やはり寂しい車内でした。 滝川からは、昨日乗った夜行の「オホーツク」に乗って、旭川へ行き、泊まりました。 |